鋳物と塗型剤

鋳物ってどんなもの?

鋳物ってどんなもの?

鋳物(いもの)は、金属を高温にして溶かして型に流し込み、それを冷やして固めて作ったものです。
自動車や工作機械・建設機械・農業機械・船舶・水道管・マンホールなど、私たちの町でたくさん使われています。

鋳物ができるまで

01

型を作る

02

砂を入れて固める

03

塗型剤を塗る

04

型を合わせる

05

溶かした金属を型に流し込む

06

固まったら砂から製品を取り出す

完成

キレイに仕上げて完成

塗型剤とは?

鋳造(ちゅうぞう)とは、約1200℃~1500℃の溶けた金属を型に流し込み製品を作る技法です。
そのため熱により型の崩れや融け、型から発生するガスの影響などできれいな製品ができないことがあります。
(ベーニング、焼着、ガス欠陥など様々な欠陥が起こります。)

塗型剤(とがたざい)を塗る事により型を保護し、これらの欠陥を防ぎ、きれいな鋳物を作ることができます。

塗布作業風景


ブッカケ


刷毛塗り


ドブ漬け